
コールセンターのSVは、現場の責任者でとても重要でコールセンターの要(かなめ)です。
又担当する業務内容の守備範囲も広くとても忙しい役職です。
この記事は、コールセンターのSV(スーパーバイザー)が身に付けたスキルや適性を活かして転職で成功できる適職をご紹介します。
コールセンターのSVが転職したい動機はさまざまです。
- SVの仕事もヤリガイはあるが適性を活かして別のお仕事で活躍したい。
- 仕事の守備範囲が広く忙しすぎてプライベートの時間が確保できない
- 適性を活かし転職して豊かになりたい。もっと稼ぎたい。 など

私は、若い頃に一度だけ転職を経験しています。
現在は、コールセンター暦18年の現役でSV(スーパーバイザー)を指導しています。
この記事では、私が転職した経緯や不安になった自分語りも書いています。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
SV(スーパーバイザー)経験者が転職で成功できる適職3選・理由

コールセンターのSV(スーパーバイザー)がスキルや適性を活かして成功できる適職をご紹介します。
お仕事の内容と関連する職種をご紹介します。 成功する確率が高いです。
- 話す・伝えるお仕事(営業職)
- 聞いて、察して、解決するお仕事(カウンセラー)
- 企画・実践するお仕事(イベント企画) など
詳しくは、コールセンターsv必見!!スキル・適性を生かして転職できるオススメな適職3選 の記事で紹介しています。
話す・伝えるお仕事
SV(スーパーバイザー)の日常は、リーダーやオペレーターに指示を伝えたり、難しい対応を行ったりと話すことが多いです。
言葉を操るプロとしてのお仕事で活躍できます。
例えば
- 営業職
- 講師業
- インストラクター など
聞いて、察して、解決するお仕事
SVは、オペレーターやリーダーとコミニュケーションをとったり、上司(センター長)と相談や調整して問題を解決します。
クレームや難しい電話対応では、声のトーンや相手の言葉だけで状況を判断する高度なスキルが要求されます。
相手の話しを聞いて、状況を察して、解決するお仕事に適性があります。
例えば
- カウンセラー
- コンサルティング
- 介護職 など
企画・実践するお仕事
SVは、オペレーターやリーダーのモチベーションをアップさせる企画を考えて実践することも多いですね。
また職場環境をよくするための企画や行動も行います。
つまり、企画して、上司や関係者と調整して、先頭にたって行動する力もあります。
企画や実践するお仕事にも向いています。
例えば
- イベント企画
- ディレクター
- 経営企画 など
コールセンターのSV(スーパーバイザー)が仕事を辞めたい理由

ここでは、SV(スーパーバイザー)が仕事を辞めたいと感じる理由の一部をご紹介します。
詳しく知りたい人は、関連記事を読んでいただければ幸いです。
- 業務の責任が重くて範囲がとても広い
- クレームの2次、3次対応が辛い
- 人間関係が煩わしい など
詳しくは、SVの仕事・ストレスの原因と対策をコールセンター暦17年現役が解説の記事で紹介しています。
業務の責任が重くて範囲がとても広い
コールセンターの現場の最高責任者であるSV(スーパーバイザー)の責任は重く、お仕事の範囲がとても広いです。
一般的に労働時間も長く、一時も気を抜くことができません。
気持ちを常に強く持って、マメに行動できないと務まりません。
抱えるストレスも大きいですね。
クレームの2次、3次対応が辛い
オペレーターやリーダーでは処理が難しいクレームの対応や難しいお客様の対応を行います。
SV(スーパーバイザー)は、現場の最高責任者なので後がありません。
最後の砦(とりで)なので、相当なプレッシャーとストレスがかかります。
人間関係が煩わしい
とても目立つポジションです。
オペレーターやリーダーたちに公平に接しているつもりでも、些細なことで不平がでます。
人間関係でも現場と責任者の板挟みになって苦労するSVもいます。
SVに向いている適性・性格・特徴

ここでは、現場の最高責任者(SV:スーパーバイザー)の適性・性格・特徴の一部をご紹介します。
詳しくは、別の記事にまとめたので関連記事を読んでいただければ幸いです。
冷静で余裕がある
伝える・教えることが上手
気配りができて視野が広い など
冷静で余裕がある
冷静で余裕がある人が向いています。
コールセンターのSV(スーパーバイザー)は、冷静で的確な判断が求められるお仕事が殆どです。
その日の気分に流されたり、少しのことで感情的になったり、心が乱れる人では精神や身体が持ちません。
強い精神力が必要なお仕事です。
伝える・教えることが上手
人の何かを伝えたり、教えることが上手な人や好きな人は、SVの適性があります。
オペレーターやリーダーへの指示や説明を的確に伝えることが大切なお仕事です。
人に何かを伝えたり、教えることが上手くない、苦手と感じる人には向いていません。
気配りができて視野が広い
気配りや視野が広い人がSV(スーパーバイザー)に向いています。
多くのオペレーターやリーダーのメンタルケアも大切なお仕事です。
周囲の状況や視野を広く持って、部下(リーダーやオペレーター)への気配りができる人が向いています。
これが出来ないと、お仕事も上手く廻りません。
SV(スーパーバイザー)の役割・業務内容

コールセンターの現場の最高責任者(SV:スーパーバイザー)の業務内容や役割はどれも重く、範囲が広いです。
日常がとても忙しく、気を抜くことができません。
ここでは、SVのお仕事の一部をご紹介します。
詳しくは、関連記事を読んでいただければ幸いです。
- 新人オペレーターの採用・研修
- クレームの2次や3次対応
- 勤務シフトの作成・管理
新人オペレーターの採用・研修
多くの理由がありますが、コールセンターは離職率が高いお仕事です。
人の入れ替わりも激しいので、新人の採用や研修は、責任者のSV(スーパーバイザー)が行います。
クレームの2次や3次対応
オペレーターがクレームの電話をを受けて、対応が難しい時はリーダーが対応しますが、リーダーでも処理できない場合もあります。
SV(スーパーバイザー)は、最後の砦(とりで)としてクレームの対応を行います。
勤務シフトの作成・管理
コールセンターのSV(スーパーバイザー)のお仕事で最も気を使うお仕事です。
インバウンドコールのお仕事では、過去に電話が架かってきた本数の実績や現在の状況を判断して未来予測をします。
予測を外すと、電話が溢(あふれて)オペレーターがパンクします。
電話が架かってこなくて、暇すぎても現場から不満が出ます。
作成した勤務シフトをオペレーターやリーダーが守るように管理することも大切なお仕事です。
コールセンターを辞めると決めた時の心得

SV(スーパーバイザー)の仕事が辛い、または、もっと違うお仕事で活躍したいと思う人も多いです。
しかし転職に不安があって、なかなか行動に起こせないことも事実です。

理想の仕事や職場があるか?、すぐに転職先が決まるか?不安が大きいですね。
私も転職経験者なのでよく分かります。
ここでは、辞めると決めた時の心得をご紹介します。
- 家庭があれば、家族の理解を得る努力をする
- 次の仕事が決まるまで現職を続ける
- すぐに次の仕事が決まらなくても焦らない
家庭があれば、家族の理解を得る努力をする
家族の理解を得ることが大切です。
自分がやってみたい思い、後悔したくない気持ちを伝えて、家族の理解を得られるように努力することが大切です。
次の仕事が決まるまで現職を続ける

転職先が決まるまで、安易に今のお仕事を辞めないことをオススメします。
辞めてしまうと、収入源がなくなります。
すぐに転職先が決まらないと、気持ちにも余裕がなくなり、苦しくなります。
今は、多くの転職エージェントがあります。
今のお仕事を続けながら、転職活動ができます。
すぐに次の仕事が決まらなくても焦らない
仕事を辞めると決めてから転職の準備や活動を行いますが、すぐに次の仕事が決まるとは限りません。
決まるまで、不安があったり、焦ったりする気持ちは分かります。
焦って、仕事の待遇や収入面で妥協をすることは止めましょう。
あとで、必ず後悔します。
納得いく条件の職場は必ずあります。
焦らず、どっしり構えて行動しましょう。
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是非とも参考にしてください。
まとめ

この記事は、現在コールセンターのSV(スーパーバイザー)として頑張っているが、身に付けたスキルや持っている適性を活かして転職したい人に向けて書きました。
コールセンターのSVで身に付けたスキルや適性を活かすお仕事はたくさんあります。
今に満足していない、もっと活躍できるお仕事をしてみたい人は、未来の可能性に期待して転職を検討してもいいと思います。
この記事がお役に立てば幸いです。