マイナス感情を溜めると危険!具体的なガス抜きの方法とメリット

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私を含めて多くの人は、家族や友人関係などプライベート(私的)な事や仕事やビジネスなどのパブリック(公的)なことでも100%自分の感情を出すことが難しいですね。

関係を上手く保とうとすれば、ある程度の自分を抑えることが必要になります。 

特に仕事などでは、嫌な上司や合わない同僚と上手くやっていくためには、特に必要です。

抑えた感情は、少しづつ溜まってきます。 

上手く感情のガス抜きや自分なりの発散方法を見つけて適度に行わないと、気持ちに余裕がなくなって不安定になったり、眠れなくなったりと、自分の大切な心や身体に悪い影響を与えはじめます。

この記事では、マイナス感情のガス(ストレス)が溜まりやすい人の特徴、ガス抜きの方法を具体的にマトメました。

参考になれば幸いです。

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マイナス感情のガス(ストレスやイライラ)が溜まりやすい人の特徴

私を含めて多くの人は、誰かと関わりながら仕事や生活をしています。 

その中でもマイナス感情を溜めやすい人には特徴があります。 

この章ではマイナス感情のガス(ストレスやイライラ)が溜まりやすい人の特徴を紹介します。 

実際はもっとたくさんありますが、3点に絞って紹介します。

マイナス感情のガス(ストレスやイライラ)が溜まりやすい人の特徴
  • いい人に見られたくて周囲との摩擦を嫌がる
  • なんでも自分の思い通りにコントロールしようとしている
  • 自分に厳しく他人にも厳しい

いい人に見られたくて周囲との摩擦を嫌がる

誰でも周囲の人から『認められたい』『いい人』『素敵な人』と思われたい欲求を持っています。 

それを承認欲求といいます。 

しかし実際は、全ての人に認められることや、いい人、素敵な人と思われることは殆どありません。

なぜなら、それぞれ個性や価値観が違うからです。 

育った環境や受けてきた教育、これまで関わってきた人などたくさんの要素があって、価値観がそれぞれ違うためです。 

それでも全ての人に好かれようと頑張っている人は多いですね。

全ての人に好かれようとすれば、自分を抑えて相手に合わせるようになります。 

八方美人の状態です。 

一時的には上手くいっても自分の軸が弱いので、複数の人の輪に入ったとき周囲の顔色を伺って発言するため、意見にブレがでて逆に嫌われるケースも多いです。

また当然のように自分の気持ちにフタをして気持ちを抑え込むので、その時は頑張って好かれますが、ひとりになった時に猛烈に虚無感(むなしい気持ち)を感じます。

全ての人に好感を持ってもらうことが難しことは、本人も理屈で分かっていますが、過去のトラウマや育ってきた環境から、無意識に相手に嫌われることを必要以上に怖がる人がマイナスの感情を溜めやすい人の特徴です。

なんでも自分の思い通りにコントロールしようとしている

先程とは逆に、なんでも自分の思い通りに進まないと気にいらない性格の人もマイナスの感情を溜めやすい人です。

『自分がお願いしたことは、優先して対応してほしい』 『自分のことを一番に考えて特別扱いをしてほしい』といった事です。

状況を支配しようとしたり、周囲の人を自分の思う通りにコントロールしようとしますが、現実は、なかなか思うようにいきません。 

基本的にコントロールできるのは、自分だけです。 

周囲の人の気持ちや状況をコントロールすることはとても難しいです。 

よほどのカリスマ性があったり、権力や理由があれば別ですが・・・

自分に厳しく他人にも厳しい

自分を常に律して過ごすことはとても素晴らしいことです。 

しかし自分に厳しい人は、周囲や他人にも厳しい人が多いです。 

自分はここまで厳しく実践しているのに、周囲がそうでなかった場合に、苛立ち(いらだち)を感じます。 

周囲が自分に甘い(自分と比べて)ことが許せない人です。

自分の基準をそのまま周囲に要求する人です。 

『自分は努力してできるようになったのに〇〇さんはなぜ頑張って努力しないのか』といった感じです。

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マイナス感情を溜めると危険な理由

マイナス感情(ストレス)は、知らない間に少しづつ溜まっていきます。 

心の状態を風船に例えると、マイナス感情のガスが風船に少しづつ溜まっていき、風船が膨らんでいきます。 

そのままガス抜きしないと、どんどん膨らんで少しの刺激でも破裂します。 

その時のエネルギーはこれまで溜まったマイナスエネルギーが一気に破裂するので、すごく強力で勢いもあります。 

周囲にマイナスのエネルギーが向かうと、これで築いてきたイメージや信用を失うくらい強力でとても危険です。 

適度に自分に合ったガス抜きをすることで、危険な状態を回避することができます。

マイナス感情を溜めると危険な理由
  • 気持ちの余裕がなくなって、少しのことでイライラするようになる
  • 自己肯定感が下がる
  • いつか破裂するから

気持ちの余裕がなくなって、少しのことでイライラするようになる

マイナス感情のガスが溜まっていない状態だと、気持ちに余裕があるので、少しの負荷や嫌なことがあっても、冷静に対応したり、判断することができます。 

しかし心の中がマイナス感情でいっぱいになってくると、気持ちに余裕がなくなって、偏った判断になったり、冷静な判断ができなくなります。 

気持ちも安定しなくなってくるので、仕事でもミスを繰り返すこともあります。

周囲の人からも『イライラした人』『余裕のない人』と思われることも少なくありません。 

自己肯定感が下がる

マイナス感情がいっぱい溜まってくると、少しのことで、イライラして周囲と会話してもマイナスの感情が邪魔をします。

『どうせ自分なんて』といったマイナスの感情が生まれて、上手く気持ちや考えていることを伝えることが難しくなります。

なぜ上手く伝えられないのか? どうして分かっくれないのか?とイライラしてきます。 

また気持ちの余裕もなくなってくるので、少しのことでも気持ちがいっぱいになって正常な判断も難しくなってきます。

負のループ

イライラする ⇒ 正常な判断が難しくなる ⇒ ミスをしたり、上手くコミニュケーションが取れない ⇒ 自信がなくなり、自己肯定感(自分なんて・・・)が低くなる。

負のループにハマってどんどん自己肯定感が下がってきます。

いつか破裂するから

先程も少し触れましたが、心(気持ち)の状態を風船に例えると、マイナス感情で風船がどんどん膨らんでいきます。 膨らんだ風船は、少しの刺激で簡単に破裂します。 

その破裂した威力はとても強力で人に向くと、これまで我慢して積み上げてきた信用やイメージを一瞬で壊すほど危険な力を持っています。

そうなる前に気持ちの風船を破裂させないように日常から自分に合った、ガス抜きの方法を見つけて実践したいですね。

マイナス感情を溜めると危険なガス抜きの効果

マイナス感情(ストレス)のガス抜きは大切です。 

定期的にマイナス感情のガスを抜くことでとても良い効果があります。

この章では、具体的なメリットを紹介していきます。

マイナス感情を溜めると危険なガス抜きの効果
  • 心身ともに0ポイントまでリセットできる
  • 心に余裕ができる
  • やる気が出る

心身ともに0ポイントまでリセットできる

定期的にマイナス感情のガスを抜くことで、感情の風船が膨らみにくくなり気持ちを常にフラットな状態にすることができます。

マイナスでもプラスでもない0の状態です。気持ちが安定して、冷静で落ち着いた状態を維持することができます。

心に余裕ができる

気持ちの風船がパンパンに張った状態だと少しの刺激で簡単に破裂する可能性があります。

マイナス感情の入った風船が膨らんでいなければ、心に余裕ができるので、多少の嫌なことがあっても自分の気持ちを抑えることが簡単にできるようになります。

周囲との関係も上手くいって、落ち着いた人、慌てない人と頼られる存在になって、自分も嬉しくなってきます。

やる気が出る

気持ちに余裕が出てくると、前向きにやる気が出るようになってきます。 

追い詰められた『〇〇しなければ💦』の状態から『〇〇しょう!(^^)!』といった感じになり、毎日に張りが戻って本来の自分に戻ることができます。

マイナス感情を溜めると危険・・・具体的なガス抜きの方法

快適な日常を過ごすためには、定期的にマイナス感情のガス抜きが必要です。 

習慣や少しだけ意識するとできることなので、参考にしてください。

具体的なガス抜きの方法
  • マイナス感情が出ている人や原因から一旦距離をとる
  • 第三者の視点で自分を客観的に見る
  • 自分なりのガス抜きの方法を見つけて実践する
    旅行に行く
    好きな映画を見る
    お気に入りの音楽を聴く
    質のいい睡眠をとる

マイナス感情が出ている人や原因から一旦距離をとる

毎日おおくの人と関わっていると、上手く理解されなかったり、思うように事が進まなかったりとイライラすることもあります。 

嫌いな上司や性格の合わない同僚、家族関係の問題など一人になりたい時もありますね。

マイナス感情がでてくる人や原因から一旦距離をとるようにしましょう。 

少しだけ距離をとることでマイナス感情が弱まります。

しかし仕事の内容が合わない、職場の環境が自分に合っていない、人間関係が悪く努力しても、どうすることもできない時があります。

そんな時は、一旦休みをとって自分と向き合うことや、友人に相談することも必要です。 

場合によっては、少し長い休暇をとって旅行などしてリフレッシュすることも必要です。

それでもダメな時は転職を視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。

第三者の視点で自分を客観的に見る

マイナス感情に支配されると、どうしても視野が狭くなってきます。 

自分のことを冷静に見ることができなくなってきます。 

そのような場合は、自分のことを別の自分が見ているイメージで第三者の視点で観察してください。

コツは、もう一人の自分(イメージで仮定)が外から自分を見ている感じです。 

『焦っているな』『怒っているな』と客観的に自分を見ることで、少しづつ気持ちが落ち着いてきます。 

同時に視野も広くなっていきます。

自分なりのガス抜きの方法を見つけて実践する

自分にあったマイナス感情のガス抜きの方法を見つけて実践してください。

何点か参考に紹介します。 ガス抜き=リフレッシュの方法になります。

旅行に行く

気分転換の王道はやはり旅行でしょう。 

過去に行って癒された場所や行ってみたい場所など多くあると思います。

マイナス感情のガス抜きにはピッタリと思います。

好きな映画を見る

今は、好きな映画を自分の好きな時間に見ることができます。

気分転換にもなりますし、映画に感情移入すると視野も広くなり違った視点で今の状況を改善できる気づきを得ることもできます。

お気に入りの音楽を聴く

お気に入りの音楽を聴くと脳の活性化や感情誘導効果があり、上手く気分転換をすることができます。

質のいい睡眠をとる

良質な睡眠をとることは、心身の健康を維持するには基本中の基本になります。

睡眠時間も大切ですが、合わせて睡眠の質も大切です。

まとめ

私を含めて多くの人は、家族や友人関係などプライベート(私的)な事や仕事やビジネスなどのパブリック(公的)なことでも100%自分の感情を出すことが難しいですね。

関係を上手く保とうとすれば、ある程度の自分を抑えることが必要になります。 

特に仕事などでは、嫌な上司や合わない同僚と上手くやっていくためには、特に必要です。

抑えて感情は、少しづつ溜まってきます。 

上手く感情のガス抜きや自分なりの発散方法を見つけて適度に行わないと、気持ちに余裕がなくなって不安定になったり、眠れなくなったりと、自分の大切な心や身体に悪い影響を与えはじめます。

この記事では、マイナス感情のガス(ストレス)が溜まりやすい人の特徴、ガス抜きの方法を具体的にマトメました。

ご意見やご質問があれば、お気軽に教えてください。

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