Q, あなたに質問です。 他人との約束を守りますか?
A, 多くの人が当然のように守ると答えると思います。
Q約束を守る理由ななんですか?
- A, 約束を破ると相手に迷惑がかかるから。
- A, 嫌われたり、信用を失うから
- A, 約束を守ることは人として当たり前だから
殆どの人は他人との約束や外からのルールに沿って生きています。
日常を問題なく過ごすには当たりまえと思っていますね。
さらに質問です。
Q, あなたは、自分で決めたルールや約束を守れていますか?
A, 多くの人が自分で決めたルールや約束を守れていない気がします。 その理由の殆どが他人に迷惑がかからないからといった感じでしょうか。 自分のことを驚くほど軽く感じている人が多いです。
自分との約束やルールを守るメリット
自分と約束したことができるようになると、自信(自分を信じること)がついたり、自分を好きになることができます。
また自分軸ができて、さらに成功体験を重ねることで、自分軸が強化されて少しのことでは、心が乱れることが無くなってきます。
自分を信じることができる(自信が付く)
自分が決めたマイルールを守ることができるようになると、心の深い部分で自分のことを信用することができるようになります。
本当の自信がついてきます。
自信がついて他人からの承認も必要なくなる
自己肯定感が高くなって自分のことが好きになる
自分との約束を守ることができてくると、自分のことを誇らしく感じて、自分のことが好きになります。
『自分はできるんだ』・・・自己肯定感も高くなります。
自己肯定感が高くなって自分のことが好きになる
自分軸ができて素早く判断できるようになる
ビジネスでも日常でも自分のルールや基準があり、それを守れていると、判断や言動、行動に一貫性が出てきます。
周囲から信頼されて、ブレない人、信用のおける人と評価されるようになります。
また自分軸がしっかりしてくると、判断も早く後悔することも少なくなります。
少しのことで心が乱れたりすることも殆どなくなります。
自分軸ができて素早く判断できるようになる
自分との約束やルールが守れない原因
ここでは、なぜ他人と約束したことは、守ろうと努力したり、頑張ったりするのにどうして自分で決めたルールや約束を簡単に破ってしまうのか?について紹介していきます。
他にも理由があると思いますが、3点に絞って紹介します。
誰にも迷惑がかからないから
他人と約束したことは、ある意味で責任が生まれます。
約束を守ることができないと、迷惑がかかったり、嫌われたり、信用できない人とレッテルを貼られこともあります。
ビジネスでは、最悪の場合お金(違約金)が発生することもあります。
しかし自分との約束は、誰にも迷惑がかかりません。
信用を失うこともほとんどありません。
どうしても約束の重みがなくなります。
しかし自分との約束を守れないことは、心の深い部分で自分への信用が確実に落ちていきます。
簡単に言うと自信(自分を信じる)がなくなっていきます。
すぐには見えませんが、少しずつ自信がなくなってきます。
ハードルが高い
もう一つの理由が、自分とのした約束のハードルが高すぎたことがあげられます。
例えば、ダイエットして1日に1食にする。 毎朝ジョギングを10キロするとか・・・
約束のハードル(難しさ)が高いほど、守れなくなります。
めんどくさくなった
例えば、健康のため昼食は30分かけてゆっくり食べると決めたとしましょう。
仕事が忙しくて、とても時間が取れないこともあります。
何日、忙しい状況が続いて、食事にかける時間が殆ど取れない日がつづくと、何で約束を守る必要があるのか? めんどくさく感じて止めてしまうこともあります。
自分との約束やルールが必要な人(例)
自分との約束やルールが大切な人も一定数います。
ビジネスや投資に関する場面が多いと思っています。
ここでは一部ですが、私の経験を含めてご紹介します。
株式投資の世界に関わる人
株式投資の世界では、損切りといった言葉があります。
株の取引きは基本は安く買って高く売ることが原則です。
※別の手法(空売り)では逆になりますが。
自分で決めたルールが曖昧だったり、自分との約束が守れなかったら、確実に損をするといっても問題がないと思っています。
例えば
上がると思って買った株式銘柄が、下がった場合・・・いくらまで下がったら損切りして売ると決めることで、損を最小限に抑えることができます。
しかし自分が約束を守れなかったり、ルールが曖昧だった場合は、売ることもできずにどんどん価格が下がって、大損することもあります。
私の経験
上がると思って1銘柄に約100万円の株券を買ってから株価がすぐに下がりだして、自分で決めた損切り価格前で一度価格が上昇しました。
それから少し下がって損切ラインぎりぎりで上昇して購入した価格もで戻しました。
またしばらく様子をみていると、一気に損切りラインを割って下降しましたが、また上昇するかも・・・と思って自分の決めたルールを無視した結果、株価がどんどん下がり結果半額まで💦損をした経験があります。
それからは、株の取引きをする時には自分で決またマイルールを守ることで、失敗することがなくなりました。
ビジネスの世界の人
ビジネスの世界でも得意先との価格交渉などで、安易に情に流されたり、最初に決めたルールを守らないと思うように利益を出すことができません。
日常生活でも自分軸がなくブレる人
◆買い物でも自分の決めたルールを守ることができないと、安いといった理由だけで不要なものを購入して置き場所に困ったり、買った後で後悔することがあります。
最初に自分の中で買う基準(ルール)を決めておかないと後悔することが多いですね。
◆毎日触れる情報も・・・出所が誰か?どのメディアの情報を信じるか・・・を決めておかないと、多くの情報に翻弄されてしまいます。
◆何かを判断するときも、自分の中のルールを守らないとその場の雰囲気に流されて、対応や行動がブレて・・・結果的に他人からの信用を失うこともあります。
自分との約束やルールの決め方
では、自分のルールや自分との約束を守るためにはどのようにすればいいか。
自分ができそうな事を選んで自分のルールにする
自分の夢や目標・・・自分はどんな人になりたいか・・・をイメージして逆算すると今の自分に必要なルールが見えてきます。
その中で、自分ができそうな事を選んで自分のルールにする。
最初はハードルを下げて自分のルールや約束事を決める
最初からよほど努力しないとできないルールを自分との約束事にするのはやめましょう。
守れなかったときに、『決めたのに出来なかった』『自分はだめだ』と自信を無くすことになります。
結果的に自分のことが嫌いになって、自己肯定感も下がり良いことがありません。
最初のうちは、少しの意識で無理なくできるルールを決めて、自分との約束を守るようにしましょう。
もしも・・・なんらかのアクシデントで守れない日があっても必要以上に落ち込むことなく、気持ちを切り替えて、翌日から仕切り直して行うようにしましょう。
まとめ
この記事は、あなたが、今よりもっと生きやすく、ストレスなくそして自分に誇りとプライドや自己肯定感が更に高くなるようなヒントを紹介しました。
他人との約束を守ることは、人として当然のように、自分との約束を守ることはとても大切です。
自分のルールの決め方も紹介しています。
この記事が参考になれば嬉しいです。
ご意見やご質問があれば、お気軽にご連絡ください。