企業や会社で営業職は、とても重要なお仕事です。
営業力が強く、売り上げが好調で業績が良い会社は、トップの経営方針にもよりますが、普通は収入も上がり営業職を含め働いている人の生活が豊かになります。
逆に営業が弱く、売上げが上がらなければ会社は潰れます。
簡単に言うと私たちの生活ができなくなります。
そのため、企業や会社は、営業にすごく力を入れます。
営業職の魅力はたくさんあります。
しかし、営業職の人は、それ以上に日常的に責任やプレッシャーといったストレスとの戦いになります。
私は、20年以上営業のお仕事をしてきました。
営業職の魅力・やりがい(5選)
営業職は、社会的にも人間として魅力の向上といった魅力が満載です。 ここでは、魅力の重要な部分を紹介します。
1,多くのお客様と合える 良い刺激を受ける
営業職のお仕事では、販売店、代理店、仕入先やエンドユーダーといろいろな方とお会いします。
その中でいろんな価値観の方の考え方や感覚に触れるので、勉強になったり、刺激を受けることで、視野が広くなったり、経験も増えて人生が豊かになっていきます。
2,特別手当がつく(優遇される)
営業職は、一般の事務職と違い収入面で優遇されるケースが多いです。
営業手当が支給される
洋服代や勉強代に費用などの名目で、営業手当が支給される会社も少なくありません。
歩合制(インセンティブ)の会社もある
通常の給料とは別に営業成績や契約をとることで、支給される会社もあります。
<一例>建設業界、不動産仲介、住宅営業など
◆売り上げの〇〇%
◆1件成約で〇〇円
◆1ヶ月、四半期、年度ごと目標達成〇〇円
収入が増えると、モチベーションも上がります。
3,会社に貢献している自負が生まれる
営業成績が順調に伸びていると、会社に貢献している、自分が会社を支えているといった自負も生まれてきます。
私も経験がありますが、発言権も大きくなり、周囲からの評価や賞賛を受けることも あります。
4,評価基準がハッキリしている
販売金額や契約件数といった、数字がハッキリ見えるので、目標を達成したか、しなかったかがわかります。
上司の好き嫌いの判断で評価がブレることがありません。
5,たくさんのスキルが身に付く
詳しくは、別の記事にマトメました。 参考に読んでください。
営業のやりがいですが、 「個客の未来を創る手伝いが出来る」 「商品を購入頂ける瞬間や、お客様からのありがとうがとても嬉しい」 「仮説を立てる、時間を上手に使う、コミュニケーション力などビジネススキルもアップする」
営業の仕事について具体的に教えてください。 – 転職を考えていま… – Yahoo!知恵袋
営業職に向いている人の特徴
営業職に向いている人の特徴を5点に絞って紹介していきます。
1,コミニュケーションをとることが得意
営業職は、お客様や関係者とコミニュケーションをとってお仕事をすすめます。 人が苦手やコミニュケーションをとることがストレスになる人は不向きな職種です。
- 人と話すことが好き
- 人の話しを聞くのが好き
- 人に伝えることが好き などが営業に向いています。
私の経験では、営業職で上手くいってる人は、話すことが、上手いということではなく、人に興味があって、話すよりも聞くことが上手い人が成績を上げていたように感じています。
2,GIVE(与える)の精神がある お客さまのお役に立とうと思っている
普通の人に営業職のイメージを聞くと、強引、口が上手い、騙すといったイメージがあるようにおもいますが、実際は、安定して成績を上げている人は少ないです。
どちらかと言えば、相手の話しをよく聞く、聞き出すのが上手く、相手にあったものを与えている人が成功しています。 比率は聞く7割:話す3割です。
自分や自社の利益だけを意識している人は、短期的に営業成績があがっても、すぐに落ちます。
お客様のお役に立つにはどうすればいいかを意識して行動したり、提案できる人が安定して成績を上げていました。
3,行動力がある人
営業職は、取引先に出向いて担当者と合って打ち合わせをしたり、仕入先に問題があった時に解決のため奔走したりすることがあります。
また、お客様から問い合わせや頼まれごともあり、テキパキ処理をしていかないとお仕事が順調にできません。
行動力がある人が向いているお仕事です。
4,競争が好きな人
同業他社に勝っていかないと売り上げを伸ばすことが難しい職種です。
負けず嫌いの性格で勝気な人が向いています。
5,冷静な判断ができる
毎日が、判断の連続です。 一つのことにこだわって悩むようならキツイお仕事になります。
冷静に素早く判断することができる人が向いているお仕事です。
営業職の嫌な部分
営業職は、とても目立つ花形の職種です。 半面、厳しい面も多い職種です。
結果でしか評価してもらえない
営業職は、毎月、毎期、年間の売り上げ実績が、数字としてはっきり分かります。
売り上げの高い人や売り上げが達成している人は、堂々と大きな顔をして威張っていることができなすが、売り上げのいかない人は、もの凄いプレッシャーやストレスを感じます。
残酷な話しですが、販売金額が全てです。つまりそれまでの努力や工程は、殆ど評価されません。
例えば、お客様そ新規開拓に努力したり、クレーム処理に時間が掛ったり数字以外の見えない部分については、殆ど評価されることは少ないのが現実です。
目立つ職種ですが、その分、常にプレッシャーやストレスとの戦いになります。
ONとOFFの境界線が薄い
仕事中はもちろん、休日でも問題があれば、お客様からの問い合わせや対応依頼の連絡があります。
無視をすると、後々大問題になることもあります。
私も営業時代には、365日 24時間 携帯電話を持ち歩いていました。 夜中に設計事務所の先生から呼び出された経験が何度もありました。
人間関係がしんどい
一人で営業職のお仕事を完了することは、難しいです。
- 納期の確認
- 出荷の手配
- 入金の確認 など
多くの人の協力してもたいお仕事をすることになります。
上司・同僚
販売実績が順調に達成しているうちは、賞賛されますが、目標を達成できないと、とたんに文句や指導や追及を受けます。
私は、営業会議で売り上げの見通しや挽回計画の詰めをされて生きたここちのしない経験を何度もしました💦
お客様
得意先の全ての人に好かれるとは限りません。 同じ人間ですから、嫌われたり、苦手な人もでてきます。 自分を抑えて、ビジネスと割り切っても上手くいかない場合もあります。
私も得意先で性格の合わない人がいて、お互いビジネス上でタヌキとキツネになって大人の付き合いを何度もしました(-_-;)
関係者
商品の管理や、伝票の発行、商品の発送の手配など会社によっては、分業で行うところもあります。
周囲の関係者とのコミニュケーションが上手くいかないと、ビックリするような初歩的なミスを起こすことがあります。 私も最初の頃は、何度も冷や汗💦をかいた記憶があります。
業界や職場に違和感を感じるときは・・・
入社してすぐ、または、転勤や配属されてしばらくして違和感を感じる人も少なくありません。 最初は、何となく・・・から次第に確信にかわることもあります。
違う分野も経験したい
就職してそれなりの実績を上げてきたが、違う分野の職種に興味を持つことも少なくありません。 自分の可能性を試したくなることもあります。
私の友人で、同じ住宅の部品メーカーに勤務していましたが、住宅自体の販売に惹かれて、転職して住宅を好調に販売している人もいます。
今の業界に興味が持てない
今まで営業を一生懸命してきたが、商品やサービスに興味が殆どもてないケースもあります。 特に大手メーカーの場合、扱っている商品が多数あるため、配属先によっては、どうしても情熱がもてない事も少なくありません。
実績と収入が吊りあわないと感じる
努力して、営業成績も順調に達成している。 得意先との関係も良好だが、トップや会社や業界の流れで、収入と仕事内容が吊りあわない事もよく聞く内容です。
業界や職場に違和感を感じたときの対処方法
具体的に違和感を感じた時の対応方法を紹介していきます。
自分は、何に興味があるかを確認する
自分と向き合って、自分は何がしたいのか?を見つめなおす時期かもしれません。
許されるなら、少し長めの休日をとって自由な時間を過ごして、自分と対話する時間をとってください。
転職も検討する
冷静に同業他社と比較して、収入、待遇を比較して少なかったり、現状が満足できない場合は、上司に相談する必要があると思います。 改善が難しい場合は、転職も視野に入れえて検討すればいいと思います。
転職を上手く進めるステップ(超重要)
転職することを決めたら、具体的に行ってほしいステップがあります。 いきなり仕事を辞めることを避けて、新しい仕事が決まってから、会社を辞めるようにしてください。
失敗しないため、無料の転職エージェントに登録して、仕事を続けながら転職活動してください。
- step1転職先の条件・時期を明確にする
自分に正直に、勤めたい(したい)お仕事の条件をできるだけ明確にしておきましょう。 遠慮をする必要はありません。
職種、雇用形態、収入、残業、休日、勤務エリア、福利厚生など
- step2転職エージェントへ登録して転職活動を開始する
- step3必要書類<履歴書・職務経歴書>などを準備する
転職エージェントに相談しながら、履歴書、職務経歴書などを作成する。
- step4エージェントに確認しながら面接対策を行い本面接に挑む
転職エージェントの担当と一緒に面接の対策を行い本番に臨みます。
- step5転職先が決まったら退職意思を伝える、退職が難しい時は、退職代行の利用も検討する\退職で揉めそうならクリックして!/
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備考 | 口コミ |
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この不景気でなかなか求人が見つからないので、非公開求人を紹介してくださるのがありがたかったです。また、キャリアアドバイザーの方が、丁寧に相談に乗ってくださったので助かりました。面談で何時間もかけて私の話を聞いてくださったり、電話での相談が長引いてしまったときなども私が納得いくまで付き合ってくださって本当に感謝しています。
まとめ
企業や会社で営業職は、利益を出すとても重要な職種です。
魅力ややりがいのあるお仕事です。
目立つ職種で花形ですが、反面、営業が弱く、利益がでないと、会社を維持することも、働いている社員に給料を払うこともできません。
営業職は、とても責任の重いお仕事です。 そのため、営業職の人にはおおきなプレッシャーやストレスが日常的にかかってきます。
この記事では、20年以上営業を経験してきた波乃上が、多くの同僚や上司、部下を見てきて感じたことを中心に紹介しました。