SVが苦手と思うオペレーターの接し方をコールセンター暦17年が解説

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コールセンターSV(スーパーバイザー)の重要な仕事の大半は、オペレーターとコミニュケーションが重要になります。 オペレーター、特にベテランのオペレーターは、一般、新人に与える影響も大きく、コミニュケーションがとれないと、SVとしての仕事が、上手く進まないこともあります。

ベテランのオペレーターは、新任のSVに協力的な人もいれば、SVの実力をみて、頼りにならないと判断したら、馬鹿にして、周囲を巻き込んで、言うことを聞かないケースもあります。

  • コールセンター内で移動があり、新しいコールセンターでSVをすることになった
  • 新規採用でSVとして働くことになった・・・など

この記事は、コールセンターで17年以上、働いている波乃上が、ベテランオペレーターの接し方や、心構えを紹介します。 全てが当てはまることは無いですが、参考にしてほしい内容です。

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SV(スーパーバイザー)のお仕事

コールセンターのSV(スーパーバイザー)の仕事は超多忙です

  • 人研修・育成
  • 応対品質の確保(モニタリング)、応対確認・指導
  • 勤務管理・勤務シフトの作成
  • リーダーやオペレーターの体調管理
  • 業務改善の企画・実践
  • 難解対応・クレームの2次対応   など

息つく暇もありません。
人間関係を上手に作り、効率的にお仕事したいですね。

SVの仕事内容について、別の記事で詳しく書きました。
お時間が、あればぜひ読んでください。

SVの仕事・ストレスの原因と対策をコールセンター暦18年現役が解説
コールセンターの責任者であるSV(スーパーバイザー)のお仕事は、とても重要です。 仕事の範囲が広く、責任も重大です。 関連記事を含めてSVのストレスの原因と対策を具体的にご紹介しています。 ぜひSVや責任者の方に読んでほしい内容です。
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苦手なベテラン オペレーター

新人SVが苦手と思う、ベテランのオペレーターの特徴を、ご紹介します。

SVに商品知識や経験が少なく、ベテランのオペレーターが馬鹿にしてくる

SVが、新しいコールセンターに配属された時は、これから扱う商品の知識は、殆どありません。
また、人間関係も、これからに構築するまで、少し時間が必要です。

ベテランのオペレーターが、理解のある人なら問題がありまんが、新人のSVに非協力的な場合、周囲を巻き込んで、間接的に馬鹿にしてくることもあります。

私の長い経験でも、何度か見てきました。

ベテランオペレータは、センター内の人脈が広く、周囲に影響力がある

ベテランのオペレーターは、今いるコールセンターで長年、お仕事をされている人が多く、業界の知識や、商品知識だけでなく、同じオペレーターや他のSV・管理職と人間関係ができている場合が殆どです。

周囲への影響力も大きく、おおげさに表現すると、神的な存在です。
協力的な人なら、心強いですが、非協力的な人なら、面倒なことが多い。

私が、実際に見てきた中で、派閥を作っているケースが多く、メンバー内部の結束もあり、非協力的な時は、かなり面倒です。

指導を素直に聞いてくれない

新人のSVが、馬鹿にされていると、言うことや、指導を素直を聞いてくれないことも、少なくありません。
マニュアルを元に指導しても、はぐらかされたりする場面も見てきました。

上司とベテランオペレーターの間に挟まって、悩んで、辞めていったSVもいました。

どこのコールセンターにも主(ぬし)はいる

どこのコールセンターも一人は、主(ぬし)のような、存在の人はいます。
その人に上手く働いてもらうのも、SVの技量にかかっています。

次にどのようにすれば、解決できるかを紹介していきます。
この内容は、私がこれまでSVを指導して上手くいった事例です。
参考にしてください。

問題解決の方法

では、SVとして円滑にお仕事を進めるには、どのように考えて、行動すればいいかを、ご紹介していきます。

1)オぺレーターを平等に扱う

気持ちは分かりますが、いろんな意味で力を持った、ベテランのオペレーターに気にいられるように、媚(こび)をうったり、下手に出たりすることは、良くないです。

  • 他のオペレーターも見ています。(恐ろしいくらい、SVの行動は観察されています)
    下手に出て、遠慮している行動を他のオペレーターが、見ると、ベテランのオペレーターの存在感が高まり、全体の士気に悪い影響がでます。 多くの失敗例を見てきました。
  • SVとして、魅力が、大幅に下がって、人が付いてこなくなります。
  • 毅然(きぜん)として、新人や中堅のオペレーターも平等に接することで、SVとしての立場が、確立してきます。

2) 得意分野で存在感をアピールする

商品のことは、よく分からなくても、クレーム処理など難解で面倒な仕事を快く、受けることで、
『あの人はできる』と思われます。

商品知識は、徐々につけるとして、今 できることを、アピールしてSVとして、頼れるところを、アピールしてください。

3) 仕事と割り切る

ベテランのオペレーターに遠慮をして、SVとして業務ができないことが、一番の問題になります。

SVとして、一般のオペレーターを束ねて、成果を上げるのが、SVの大切なお仕事です。
仕事と割り切って、指示を出す、従ってもらうように頑張ってください。

4) 仕事に支障が出る時は、話し合い、ダメな時は辞めてもらう

SVとしてベテランのオペレーターに、指導や指示をしても、聞き入れられないときは、別室などで話し合うことも必要です。

正式に向き合って話し合うことで、勘違いしていたことや、理解を得ることができることもあります。

何度も話あっても、ベテランのオペレーターに理解されず、周囲を巻き込んだ障害があるときは、残念ですが辞めてもらうことも伝える。 ここまでくれば、殆どの場合、相手が折れてきます。

真剣にお話しすると、分かってくれる場合が殆どです。

5) 自分が移動や転職する

考えつく全てを試して、ダメな場合で自分の気持ちが、持たない時は他部署に異動をお願いすることをオススメします。 ストレスが溜まって、心が耐えられなくなる前に必要です。

それでも、ダメな時は、思い切って転職を検討する必要があります。

コールセンターは、星の数ほどあります。
又、コールセンター以外のお仕事も数多くあります。

コールセンターでSVの仕事を続けながら、転職エージェントを使って、次の仕事を探すこともできます。

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まとめ

コールセンターSVの重要な仕事の大半は、オペレーターとコミニュケーションが重要になります。 オペレーター、特にベテランのオペレーターは、一般、新人に与える影響も大きく、上手くコミニュケーションがとれないと、SVとしての仕事が、上手く進まないこともあります。

ベテランのオペレーターは、新任のSVに協力的な人もいれば、SVの実力をみて、頼りにならないと判断したら、馬鹿にして、周囲を巻き込んで、言うことを聞かないケースもあります。

  • コールセンター内で移動があり、新しいコールセンターでSVをすることになった
  • 新規採用でSVとして働くこのなった・・・など

この記事は、コールセンターで17年以上、働いている波乃上が、ベテランオペレーターの接し方や、心構えを紹介しました。 全てが当てはまることは無いですが、参考にしてほしい内容です。

  • オペレーターを平等に扱う
  • 得意分野で存在感をアピールする
  • 仕事と割り切る
  • 仕事に支障が出る時は、話し合い、ダメな時は辞めてもらう
  • 自分が移動や転職をする

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この記事が、参考になれば、嬉しいです。

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