皆さんは、ビジネスや日常生活で新しいことに取り組む時に、自信を持って行動できますか？
多くの方が、やったことや経験したことがない事を行う場合、多少の不安を感じたり、とまどったりすると思います。
以前の私は、不安や失敗を怖がって、なかなか行動に移すことが出来なかった。
しかし、世の中には経験した事がなくても、『たぶん大丈夫』『私にはできるかも・・・』といった根拠のない自信を持って、気軽に行動できる人もいます。
この記事では、『根拠のない自信』とは何か？ どこから湧いてくるのか？、どんな時に『根拠のない自信』が必要か？について書いていきます。
また、『根拠のない自信』の作り方や育て方についてもご紹介します。
お時間があれば、参考程度に読んでいただければ幸いです。
自信には２種類ある
私たちは、言葉で『自信がある』と言いますね。
では、『自信』ってなんでしょうか？
ここでは、大きく分けて２種類の自信について書いていきます。
それは、『根拠のある自信』と『根拠のない自信』です。
過去の経験や成功体験で身に付けたもの。
現在の状態や肩書などを背景にしたもの
例えば
- 頑張って勉強して〇〇大学に受かったから世間的に優秀
- 苦労して〇〇会社に入って、今は部長職を務めているから偉い
- 独立起業して、年商〇〇億円まで稼いでいる･･･など
活字にできる背景をもたなくても『自分にはできる』『大丈夫』と思えたり、感じたりできること
自分を信じる力や能力。
例えば
- 新しいプロジェクトを任された場合、『私にはできそう』と思える
- 経営していた会社の業績が下がっても『私ならなんとかできる』と感じることができる
- 会社をリストラされても『私なら絶対大丈夫 すぐに就職できる』と思うことができる･･･など
根拠のない自信が最強な理由
根拠のある自信は、先程も書きましたが、『〇〇だから』といった世間と比較するものがあったり、職位や一定の価値を基準にして自分がすぐれている（思っている）ことが背景にあります。
しかし、根拠のある自信は脆いです。
- 会社が倒産して今までの〇〇部長の肩書がなくなった
- 年商〇〇億の会社を経営していたが、社会情勢が変化して倒産して無一文になった
- 一緒に仕事をする人が自分より上位の大学を出ていた・・・など
社会情勢や景気、出会う人や物事で簡単に崩れてしまう場合があります。
対して『根拠のない自信』を持っている人は、比べるものがなく、自分の良い面や悪い部分を全て受け入れた自信なので、崩れることがありません。
今の時代は、先の予測も難しく、何が起きても不思議ではありません。
これからは、根拠のない自信が最強です。
- 勤めていた会社が倒産しても再就職できる自信がある
- 興した会社が倒産しても、またいちからやり直して復活できる自信がある
- 自分より学歴が上の人と組んで仕事をしても上手くやっていける自信がる・・・など
これからは、根拠のない自信が最強です。
どんな時に根拠のない自信が必要か？
では、どんな時に根拠のない自信が必要なのか具体例をご紹介します。
私たちが生きている間には、さまざまな課題や問題と向き合うことになります。
初めてだから、自信がないからといって、ビクビクした思いや行動では、上手くいくものもダメになります。
やってみないと結果が分からないことが殆どです。
長い人生の経験上、自信がない態度で行動するのと、根拠はないけど、自信を持って行動するのとでは、結果が大きく変わります。
仮に最初は上手くいかなくても、根拠のない自信を持って根気よく対応すると成果が出る場合が多いです。
- ビジネスの商談前や大切なプレゼンをするとき
- 新しいプロジェクトを任されてとき
- 会社をリストラされた時や倒産して新しい仕事を探すとき・・・など
根拠のない自信の作り方・育て方
これから具体的に根拠のない自信の作り方や育て方をご紹介していきます。
一瞬で自信を作ることは、難しいですが、少しの意識と毎日の積み重ねで『根拠のない自信』を作り、育てることが出来るようになります。
- 目標や憧れの人になりきって行動する
- ハードルを下げて小さな成功体験をつくる
- 見た目を整える
- パワーポーズを決めてやってみる
- 眠る前に一日の出来た事を思い出して褒める
- 自分との約束を守る
- 何でもいいので、得意分野（趣味）を持つ
まとめ
この記事では、根拠のない自信って何か？ どこから湧いてくるのか？、どんな時に根拠のない自信が必要か？についてご紹介しました。
また、根拠のない自信の作り方や育て方についても書きました。
多少 極端なお話しになりますが、今は何が起きても不思議ではありません。
昨日までの常識が明日も常識である保証はどこにもありません。
そして一度きりの人生です。
堂々と根拠のない自信を持って、ビジネスや日常を楽しみたいと思いませんか？
お時間があれば、参考程度に読んでいただければ幸いです。