
コールセンターは、派遣で人気の職業です。
しかし同時に離職率の高いお仕事でも知られています。

この記事は、18年(今も現役)コールセンターでお仕事をしている波乃上が、多くの人とお仕事をして、おおくの人が辞めていった、会社に報告用の辞める理由と本当の辞めたい理由をご紹介します。
コールセンターを辞める職場に報告用の退職理由

社会人として波風が立たない理由で辞めていく方か多かったです。
さすが大人ですね。
- パートナーの転勤
- 介護のため
- 結婚する
- 子供ができた
- 体調面の理由
- 新しいことに挑戦したい
- 学業が忙しくなった
家庭の事情
コールセンターを辞める理由の多くが、ご家庭の事情ですね。
最も無難だと思います。
パートナーの転勤
私の聞いた経験で最も多かった理由です。
パートナーが、遠方に転勤になり、ついて行くので仕事を続けることができない。
最も波風が立たない理由です。
介護のため
自分の両親や親戚の介護をするために仕方なく、辞めることを理由にされる方も多かったです。
納得できる理由で、波風が立ちません。
結婚する
結婚するので、退職します。
おめでとうございます 納得の退職理由で、祝福されます。
子供ができた
子供ができたので、落ち着くまで仕事ができません。
おめでとうございます
体調面の理由
体調を壊したり、持病の悪化で、ご迷惑をかけたくないので、お仕事を辞めて静養します。
健康上の理由なら、職場も問題なく退職することができます。
新しいことに挑戦したい
新しいことに挑戦したいので、今のお仕事を辞めて探します。
自分の夢や目標を叶えたい。 職場の上司も止めることができません。
学業が忙しくなった
学校の勉強や資格取得で忙しくなってので、コールセンターを辞めて学業に専念します。
職場の上司も止めることができません。
コールセンターを辞めたい退職理由

コールセンターを辞めた人に私が直接、間接的に聴いた内容です。
- クレームが多い
- 人間関係が複雑
- 覚えることが多い
- ノルマがキツイ
- 監視・管理が厳しい
- 上席に不満
- オペレーター不足で常に忙しい
- 自分よりも後輩の時給が高かった
- シフトに不満(聞いてくれない)
- やりがいを感じない
- 身体の負担(座りっぱなしで腰にくる)
ストレス
コールセンターで働くと一般のお仕事とくらべて多くのストレスがあります。
それでは具体的に見ていきましょう。
クレームが多い
一般の事務のお仕事と違って、コールセンターは、一定数クレームを受けます。
センターによっては、できるだけオペレーターで完結させようとするところがあります。
軽いクレームでも、日に何度もあれば、精神的にキツくなります。
毎回、SV(スーパーバイザー)やLD(リーダー)が、対応を代わってくれなければ、辞めたくもなります。

多くの人が・・・ これ以上、クレームを受けたら心が壊れるとコールセンターを辞めていきました
人間関係が複雑
コールセンターのお仕事は、お客様の電話対応が、基本的なお仕事になりますが、他のオペレーターに確認して対応することも少なくありません。
人間関係が悪い職場では、環境に馴染めず、辞めていく人もいます。
覚えることが多い
新人の場合は、言葉の使い方、商品やサービスの内容、電話機の操作方法など覚えることが山のようにあります。
また、ベテランになっても、新商品や新サービスなど、覚えることが必要です。
勉強することが、多すぎて嫌になり辞める人もいます。
ノルマがキツイ
インバウンド(かかってきた電話)を受ける本数の管理や、アウトバウンド(電話をかけて、契約などをとる)は、契約本数やアポイントをとった本数のノルマがあるコールセンターも多い。
入電や架電対応の本数が少ないと、SVに他人と比較されて落ち込んだり、自分には向いていないと思って辞めることを選ぶ人もいます。
監視・管理が厳しい
コールセンターの電話は、基本的に全て録音されます。
SVが、録音内容を確認して、対応が間違っていないか?言葉使いは適切か?時間はもっと効率化できないか?をチェックされます。
ミスが続けば、集中的にモニタリング(録音確認)されて問題があれば、指導されます。
些細なことで、指導が続くと自信喪失になって、辞めていく人もいます。
離席や休憩の時間もしっかり管理されることが多く、息が詰まる人もいます。
上席に不満
日常のオペレーターの業務は、SVやLDと関わることが多いですが、管理職(センター長)に不満を感じることも少なくありません。
- 方針や指示が曖昧でコロコロかわる
- えこひいきが激しい など
不満を理由にこの職場では、無理と思う人もいます。
オペレーター不足
離職率が、高いため人手不足のセンターも多く、しわ寄せがオペレーターにきて、息つく暇もなく電話を取り続けることもあります。
嫌になって、他のコールセンターや多少時給が下がっても、ゆっくり仕事ができる職種に転職する人もいます。
待遇面の不満
次に待遇面の不満をご紹介します。
自分よりも後輩の時給が高かった
自分よりも後輩(後に入った)が自分より時給が、高いことを知ったときショックを受けたり、馬鹿にされてる気分になって辞める人もいます。
シフトに不満
コールセンターのお仕事は、シフト制で比較的、勤務時間や出勤日の調整ができる職場ですが、100%思い通りにならない時もあります。
不満を持って辞める人もいます。
やりがいを感じない
コールセンターでお仕事をすると、言葉使いや、コミニュケーション能力といったスキルが格段にあがります。
しかし、SVや社員に登用されることは、比較的ハードルが上がります。
コールセンターで身に着けたスキルで、正社員雇用や事務職でスキルアップするため転職する人もいます。
身体の負担
コールセンターは、電話対応が基本的なお仕事で、座った状態で1日を過ごします。
肉体労働ではないですが、腰などに負担がかかったり、運動不足から体調不良を感じる。
先のことを考えて、転職をする人もいます。
コールセンターを辞めたいとき

コールセンターで働き続けることが、もう我慢できないと感じる時もありますね。
辞める前に仲のいい友人や同僚に相談してみていかがでしょうか・・・。
人は追い込まれると、どうしても視野が狭くなります。
- 家族や上司、同僚、友人、親などに相談する
- 転職を検討する
家族や上司、同僚、友人、親などに相談する
信用のおける、上司(SV/LD)、同僚のオペレーターや友人、家族に相談することで、新しい気付きや、考え方を得る可能性があります。
転職を検討する
しかし、意志か固く、今の職場で働き続けることができないと思ったときは、転職も視野に入れて検討する必要があります。
コールセンターで身に付けた多くのスキルを武器に、スキルアップすることも十分できます。
転職を上手く進めるステップ(超重要)

転職することを決めたら、具体的に行ってほしいステップがあります。
いきなり仕事を辞めることを避けて、新しい仕事が決まってから、会社を辞めるようにしてください。
失敗しないため、無料の転職エージェントに登録して、仕事を続けながら転職活動してください。
- step1転職先の条件・時期を明確にする
自分に正直に、勤めたい(したい)お仕事の条件をできるだけ明確にしておきましょう。 遠慮をする必要はありません。
職種、雇用形態、収入、残業、休日、勤務エリア、福利厚生など
- step2転職エージェントへ登録して転職活動を開始する
- step3必要書類<履歴書・職務経歴書>などを準備する
転職エージェントに相談しながら、履歴書、職務経歴書などを作成する。
- step4エージェントに確認しながら面接対策を行い本面接に挑む
転職エージェントの担当と一緒に面接の対策を行い本番に臨みます。
- step5転職先が決まったら退職意思を伝える、退職が難しい時は、退職代行の利用も検討する\退職で揉めそうならクリックして!/