【経験談】【ラベリング効果】意味と悪いラベリングの罠(影響)から抜け出す対処法2選

この記事は約6分で読めます。
ラベリングイメージ

私たちは、人のことを〇〇さんは、優しいひとだね とか 〇〇君は、仕事ができるね・・・とかよく言いますね。

大まかな意味を説明すると
あの人は〇〇な人だとラベル(レッテル)を貼ると、貼られたひとは、心理的な影響を受けて、そのような人となり行動するようになる、といった理論です。

ある意味・・・強力な暗示の効果があります。

スポンサーリンク

ラベリンングをされると人はどうなるか?

ラベリングをされた人は、心理的な影響を受けて、良い意味でも悪い意味でも『ラベリング』された通りの人間になっていく場合が多いです。

かりに、

それが、事実と違った場合でも『ラベリング』されたイメージの通りの行動をとったりします。

とくに、影響力のある人や権威者や目上の人が貼ったラベルはその人の心理に大きく影響を与えます。

良い意味でラベリングされると、いい結果が、逆に悪い意味合いのラベリングをされると、とても悪い影響を受けます。

良い意味のラベリングをされると

良い意味でラベルを貼った場合・・・

例えば

◆尊敬している社長さんから、普段は、仕事が雑なひとに向かって『あなたは、いつも丁寧仕事をしますね』とラベルを貼った(言った)場合…

☞たとえ事実と違っていても、言われた人は、自分は丁寧に仕事をする人と思い込んでしまします。

そして丁寧に仕事をするようになっていきます。

◆尊敬している社長さんから、普段から仕事ができるひとに向かって『あなたの仕事はいつも素晴らしい』とラベルを貼った(言った)場合…

☞言われた人は、自分は仕事ができるんだと思い、ますます仕事を頑張るようになります。。

◆尊敬している人から、普段は、性格のキツイ女性に向けって『あなたは優しくて、女性らしいね』とラベルを貼った(言った)場合は・・・

☞言われた女性は、優しくて女性らしい人になっていきます。

◆尊敬している人から、普段から性格の優しい女性に向けって『あなたは優しくて、女性らしいね』とラベルを貼った(言った)場合は・・・

☞言われた女性は、ますます優しくて女性らしい人になっていきます。

事実であっても違っていてもラベルを貼られて、貼られた側が、無意識にでも受け入れた場合は、そのような人になっていく場合が多いです。

ラベルを貼る人が、尊敬している人や権威のある人の場合、特に強力に作用します。

悪い意味のラベリングをされると

悪い意味でラベル(レッテル)を貼られた場合

例えば

◆尊敬している上司から、普段から仕事が丁寧なひとに向かって『あなたの仕事は雑でもっと丁寧に仕事をしてくれないと困る』とラベルを貼った(言った)場合は…

☞言われた人は、自分は仕事を丁寧にしていたと思っていても、心理的な影響を受けて徐々に仕事が雑になっていきます。

ラベルを貼る人が、尊敬している人や権威のある人の場合、特に強力に作用します。

ラベリングは自己肯定感を上げることも下げることもできます

波乃上
波乃上

私の体験・・・良いラベルを貼られた体験談です

私の経験

私が若い頃の話しですが、当時、初めて合った得意先の社長さんに、〇〇君は、若いのに行動力があるね・・・と褒められた経験があります。

当時の私は、お世辞にも行動力の欠片もなく、上司や同僚から『もう少し行動したら』とよく注意されていました。

この社長さんから良いラベリングをされてから、不思議と少しづつですが、行動力が上がったようで、1か月ほど経ったころに、上司から『何かあった?急にすぐに行動するようになったね』・・・と言われてビックリした経験があります。

結局たくさんの方から言われるようになり、自己肯定感もかなりアップしました。

もし悪い意味のラベリングをされると

身近な例

私の知り合いに、いつも周囲に気配りができて、誰にでも親切で優しくて自信があって頼りになる男性がいました。

いつも羨望の的で同性からみても嫉妬の対象でしたが、あるときを境に人がかわったように自信なさげで、元気がなく、暗い人になっていました。

共通の友人から聞いた話しですが、彼には当時お付き合いしていた彼女がいたのですが、大好きな彼女から・・・かなり厳しいレッテルを貼られたようです。

友人から詳しく聞くと

その時の状況はよくわかりませんが、大好きな彼女から〇〇さん(彼)は、頼りないから最低・・・と言われたようです。

結局 最後は、彼女とは別れたようです。

その友人の自己肯定感も大きく下がり、性格が変わったのは、その彼女と別れてから・・・少しずつダメになっていきました。。

波乃上
波乃上

良いレベルを貼られると、良い影響をうけますが、悪いラベル(レッテル)を貼られると人は徐々にダメになっていく場合が多いです。

ラベリングで自己肯定感は、簡単に上がったり下がったりします!

罠から抜け出す方法・対処法

好ましいラベリングなら歓迎ですが、悪いラベリングなら避けたいですね。

この記事を読んでいただいた方は、察しがついたと思いますが、この内容は、人の心理に強く作用します。

それでは、悪いラベリングを貼られていまった場合の対処法を紹介します。

対処方法1

自分で自分に強力で好ましいラベルを貼ることです。

それも繰り返し何度でも、根気よく貼り続けることをオススメします。

アファメーションで何度も何度も繰り返し自分に言葉をかけることです。

そうすることで、徐々に自分の脳が受け入れて、良い方向に進んでいきます。

対処方法2

自分の尊敬する人から好ましいラベルを貼ってもらう。

イメージとしては、ラベル上書きのようなことをしてもらう事です。

そうすることで、好ましい方向に作用さると思います。

スポンサーリンク

まとめ

ラベリングは、貼られた人に強力に作用します。

良い意味でのラベリングは、歓迎しますが、悪い意味のラベリングは、早急に対応することをオススメします。

この記事をお読みいただきました、あなたは、すでに理解されていると思うので、日頃から自分の未来を輝かせるようなラベリングをぎ自分に貼り続けることです。

この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです。

参考・・・ラベリング理論(効果)とは

ラベリング理論イメージ

ラベリング理論(ラベリングりろん、Labeling theory)とは、《逸脱行動》に関する理論であり、1960年代シカゴ学派に属するハワード・ベッカーHoward S. Becker)らによって提唱された。それまでの、《逸脱行動》を単なる社会病理現象として扱ってきたアプローチとは一線を画し、《逸脱》というのは、行為者の内的な属性ではなく、周囲からのラベリングレッテル貼り)によって生み出されるものだ、と捉えるものである。

それまでの社会病理学的なアプローチでは、たとえば“髪を染めている者が「不良」だ”などと勝手に定義することによって「《不良の定義》は客観的に成立する」としてしまうような、非常に単純な考え方をしていた。だが、ベッカーは1963年に初版が発刊されたOutsidersにおいてそうした考え方を排し、「逸脱などの行為は、他者からのラベリング(レッテル貼り)によって生み出される」と指摘した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%90%86%E8%AB%96
タイトルとURLをコピーしました